シチュエーション
たとえば、はるばる新幹線で東京駅に到着したところで、
大抵はそこから乗り換えて最終目的地を目指す場合が多いかと思うわけですが
特に旅行の復路とか、せっかく快適に新幹線乗ってきたのに
そこから混んでる普通の電車に揺られて帰るのもなあ……と。
じゃあちょっとお金出して快適に着席帰宅しようぜ! というワケで
夕方以降に東京駅に到着して、中央線方面に帰る場合について考えてみたい。[1]似たようなことが可能なのは常磐線、京葉線、総武線あたりですが今回は割愛。なぜなら自宅が中央線方面なので。
いきなり結論
- 平日に比べると土日は使える列車が大幅に減るので注意。
- 平日も土日も走ってる成田エクスプレスは東京からでも乗れるし、今なら期間限定で特急券も割と安い。
もう少し具体的に
中央線特急として定番の「あずさ」「かいじ」の他、
平日に限って「はちおうじ」「おうめ」も利用できる。

平日は18時から23時まで、立川までは1時間に1本以上の特急が運転されて

見ての通り、土日については本数がかなり減ってしまう状況。[2] … Continue reading
2時間半空いてしまうのはかなり使いにくい。
しかし、成田エクスプレスが毎日2本、中央線方面へ直通しているので、これを利用することもできる。
特に20時56分発の50号はかなりうまく隙間を埋めている。[3]逆に21時48分発の52号は、21時45分発・かいじ57号と時間が近いので、わざわざ東京駅から乗る理由はあまりない

東京からのおねだん
特急券の購入はえきねっとチケットレスを利用するものとする。
また別途Suica等の乗車券が必要。
「あずさ」「かいじ」「はちおうじ」「おうめ」
立川・八王子・拝島までは660円。
河辺・青梅のみ920円。

「成田エクスプレス」
2021年12月31日までの期間限定で、最大50%割引とかなり安い。
吉祥寺・三鷹・国分寺・立川まで640円(2022年以降830円)、八王子まで860円(2022年以降1020円)。
細かい区間ごとの料金

実際に乗ってみた
成田エクスプレスは総武線・横須賀線用の地下ホームから発車。新幹線からは東京駅をほぼ横断する形になる。


12月某日は1両貸切状態だった。
元々が他より高い特急料金を取る成田エクスプレスなのでなかなかに快適。
成田エクスプレスのポイント
- 上に書いた通り、来年以降は他の特急より料金が割高(八王子まで乗ると今年の時点でもう高い)。
- 東京から山手線に沿うように渋谷・新宿を経由して中央線に向かう上に、吉祥寺・三鷹にも停車するので、特急とは言いつつ特に早くない。そもそも急ぐなら素直に中央特快乗るべき。
- 品川は通過するので注意。[4]大船行きのみ停車
- 今回のパターンとは違うけど、渋谷からの着席帰宅用途でも使える。